1. 前回からの続き
前回のDay1で、「ChatGPT Proを契約して副業スタートを目指すぞ!」と決意したはいいが、実績ゼロ・スキルなしの崖っぷち状態じゃ、まず何から手を付けりゃいいのか…。
そこでクラウドソーシングに挑戦するなら、プロフィールとポートフォリオが必要だろうってことになった。
ところが、いざChatGPT Proに「プロフィール作ってくれ」と丸投げしたら、無機質な定型文が返ってきて微妙だったんだよな。自分のキャラを強調したかったのに、どうにも味気ない。
やっぱこっちから構成を細かく指定しないと、AIは汎用的な文章しか出さねえってわけだ。
2. AIでプロフィール作成、思わぬ失敗

Chat GPTがくれた“そこそこ”なテンプレ
ChatGPT Proに「魅力的な自己紹介を作って!」と頼むと、確かにそれっぽい文章を返してくれました。以下のような定番テンプレですね。
「はじめまして!○○と申します。
スキル:ライティング / Excel / ChatGPT活用
得意ジャンル:ブログ記事・リサーチ・・・(以下略)」
…まぁ、悪くはないんですが、正直「個性が薄い」と思ってしまったんですよね。

ChatGPT Proさん、プロフィールを一から作ってほしいんだけど、
飽きられない文章にしてくれ
それでいて誠実感が伝わるようにお願いしたいんだよ。

かしこまりました。まずは定番の構成例を提示します。
●自己紹介→●スキル→●経歴→●呼びかけ
未経験や不慣れ感を出さないよう、誠実なイメージを出すイメージはいかがでしょうか…(以下省略)
テンプレをしっかり教えないと伝わらない!
気づいたのは、「ChatGPTに具体的な構成とかトーンを提示しないと、AIが既存の定型文を返すだけ」ということ。
「『自己紹介』→『実績』→『今後やりたいこと』→『呼びかけ』という見出しで書いて」とか、「ユーモア2割、敬語ベースで」みたいに細かく指示しないといけない。
そこで再度チャットして、「失敗談をしっかり書く」「挫折から復活したい意欲」「ユーモア2割」「最後に“依頼メリット”を入れて」みたいに細かく指定してやったら、ようやく俺のキャラが伝わるプロフ文ができた。
要するに、「AI=お任せで何でも完璧」ってわけじゃなく、まずこっちがどんな文章を欲してるかハッキリ出さないとダメだって話だ。

OK、もうちょっと具体的に指示しますね。
とにかく受かるようにしてくれ!!
こんな具合に指示を具体化したら、ようやく僕の人柄が見えるプロフ文が完成したぞ
3. ポートフォリオ用のプロフィール画像をAI生成…?
(1) Googleの「ImageFX (Imagen3)」が無料らしい!
プロフィールと一緒に使うアイコン画像を新調したくなって、**Googleの画像生成AIツール「ImageFX」**なるものを試してみた。
Deep Researchでざっくり調べた情報をまとめると:
- 無料で使える
- 英語プロンプトを入力すれば、フォトリアルからイラスト風まで幅広く対応
- 1日30回くらいの回数制限あり
- AI生成の透かし「SynthID」が自動で入る → 著作権リスクが多少低いらしい
面白そうなツールだなって思った。
「SynthID」とは、「これはAI生成の画像です!」と識別可能な電子透かしらしく、著作権的なトラブルを避けやすいというメリットがあるそう。へぇ、Googleも本格的に来てますね。

ImageFXはGoogleが出した無料ツールで、英語プロンプトが精度高いらしい。
(2) 実際にやってみたプロンプト
せっかくなので、あくまでイメージとして「30代男性、ややコミカルなタッチ、崖っぷち感も少し出す」と英語で指定してみました。
A cartoon style portrait of a 30-year-old male with a slightly comedic vibe,
wearing a casual T-shirt, subtle background referencing AI or coding lines,
facial expression showing determination and a bit of humor.

ChatGPT Proさん、30代男性のイラストを作りたいんだけど、
崖っぷち感も少しある要望を英語でどう書けばいい?

以下のフレーズはいかがでしょうか。
… wearing a casual T-shirt, subtle background referencing AI or coding lines, facial expression showing determination and a bit of humor…
もし“崖っぷち感”をさらに表現したいなら ‘slightly desperate aura’ と加えてみても面白いかもしれません。
すると4パターンくらい画像が出てきて、そのうち2つが結構いい出来。どこかくたびれた表情だけど、AIっぽい線が背景にあって、「崖っぷちだけどやる気ある!」って雰囲気をしっかり醸してくれてる。
SNSアイコンにピッタリかもって思ったね。
実際は、崖っぷち感じゃなくて、エッジのきいたイラストにしたけどな。


だれやねん!


プロフィール画像が出来てうれしそうなおじさん
4. ImageFXを使うときの注意点
(1) 日本語プロンプトはまだ微妙
AIのまとめによれば、「英語のほうが精度が高い」そうだ。日本語だと意味がうまく伝わらず、よくわからん画像になるケースが多いから、面倒でも英語がオススメ。

ImageFXは日本語にも対応しているものの、英語ほど詳細なニュアンスを理解しにくいようです。
今後のアップデートで改善の可能性はありますが、現時点では英語プロンプトを推奨します。
(2) 商用利用のルールはまだ曖昧
ImageFXは今のところ無料で、商用NGといった明確な規定は見当たらない。ただ、将来のアップデート次第で変わるかもしれないし、慎重に使ったほうがいいんだろうな。
まあ、個人ブログやSNSアイコン程度なら問題はなさそうだけど。

プロフィール画像に使うくらいは平気っぽい? もし案件でクライアントの画像とか作るときは避けた方がいい?

はい、現段階では商用に厳密な規約が定まっていないため、慎重がベターです。
個人利用レベルなら大きな問題は起きにくいでしょうが、今後の規約変更に留意を。
5. AIでプロフィール&ポートフォリオの出来栄え
AIにテンプレを細かく教えつつ、俺の挫折エピソードやChatGPT Pro導入の理由をしっかり盛り込み、さらにImageFXで作ったイラストアイコンを加えてみたら、いい感じで“やる気”が伝わるプロフィールが完成した。
クラウドソーシング用にスキル一覧やサンプル記事リンクも添えて、実際ゼロ実績でも「頑張ってます」感を出せたと思う。
具体的にはこんな感じ:
【自己紹介】
はじめまして、○○と申します。
【過去の経歴】
~省略~
【得意ジャンル】
AI関連
【スキル・対応業務】
・執筆、リサーチ
・AIツール活用
・Excel / Word…
【ポートフォリオ&サンプル記事】
・AI活用で作った記事はこちら → Noteリンク

うこれならAIツールを使えるという強みもはっきりアピールできてるな。
何よりアイコンのイラストが個人的に気に入った!」
6. ChatGPT Proチャレンジ:次のステップ
プロフィールやポートフォリオが形になったし、いよいよクラウドソーシングで提案していきたいところ。
さらにImageFXで作ったアイコンをSNSで使えば、「崖っぷちAIチャレンジャー」感も出せるはず。ブランディングってやつだな。
次回(Day3)は、実際に案件に応募してみたレポートを書こうと思う。ChatGPT Proに提案文を作らせて、どうなるか…通るのか? それとも落ちるのか?自分でも楽しみだ。
まとめ
ChatGPTとのやり取り
テンプレ通りの無機質プロフしか出ないなら、こっちからフォーマットや文調、要素をしっかり指示すべき
プロフィール&ポートフォリオ完成
AI活用が得意という強みを合わせてアピール。スキル欄やサンプル記事リンクを載せて信頼性を上げる
これでようやく「自分の顔(アイコン)」と「中身(プロフィール)」が整った気がする。あとはこのプロフィールを武器に、クラウドソーシング応募へ突入だ。
「本当に挫折だらけの俺でも稼げるんかな…?」という不安は正直あるが、やってみねえと分からん。結果は次の記事(Day3)で報告するぜ。
あとがき
もし「ImageFXを試してみたい!」って人は英語プロンプトでの挑戦をオススメしたい。俺みたいに“崖っぷち感”とか微妙なニュアンスを伝えたいなら、そのへんも英語で頑張って指定するのがポイントだと思う。
というわけでDay2はここまで。次回は“案件へ提案してみた”実践記…を予定してるので、よかったらまた見に来てくれ。